足元グラグラ高市首相は"張子の虎"状態? 永田町でついに本格化し始めた「派閥再結集」と「ポスト高市」への蠢動

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また、今年3月16日には都内のホテルで会合を開き、約40人の議員が集結。有力な「次」の候補であることを印象づけている。

かつて二階派に所属した小林氏は、二階氏には“仁義”を切るものの、武田氏に服従する気配はないようだ。関係者は「武田氏が事実上主催した会合では、小林氏は顔を出したものの、すぐに退出。しかも武田氏が準備した手土産を固辞したようだ」とささやく。

さらに、小林氏と同じ千葉県連所属の石井準一自民党参院幹事長も、勉強会を立ち上げると伝えられており、参議院で一大勢力になる可能性は小さくない。見据えるのは27年の総裁選だが、前倒しになる可能性もある。

旧岸田派は林派と木原派に分裂か

林芳正と木原誠二
旧岸田派では林芳正総務相(左)と木原誠二元官房副長官が会合を開催(写真:ブルームバーグ)

旧宏池会(旧岸田派)でも動きが活発化している。24年と25年の総裁選に出馬した林芳正総務相派と岸田文雄元首相の直近である木原誠二元官房副長官派が、それぞれ会合を持っている。

林氏は24年の総裁選で議員票を38票しか獲得できなかったが、25年の総裁選の1回目の投票では80票の小泉氏に次ぐ72票を獲得。高市首相の64票を上回っている。

4月9日昼には木曜日が定例の麻生派のほか、旧安倍派、旧茂木派、そして小林氏のグループを除く旧二階派と、林氏のグループを除く旧岸田派が会合を開くなど、派閥の復活は顕著なようだ。

こうした動きに危機を感じたのか、高市首相は4月7日に都内で開かれた「保守団結の会」の懇談会に参加。10分ほど滞在した後、慌ただしく官邸に戻っている。

高市首相を顧問に迎える同会は、2月の衆院選の後に会員数が85人に急増。今後は月1回の頻度で勉強会を開くこととし、高市首相にも政策提言するなど、官邸との関係を深める意向だ。ただ、こうした動きには「高市首相の虎の威を借ろうとしているキツネだ」との批判もある。

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