足元グラグラ高市首相は"張子の虎"状態? 永田町でついに本格化し始めた「派閥再結集」と「ポスト高市」への蠢動
そもそも党内基盤が弱く、支持率がいつ急落するかもしれない首相を、いったい誰が支えようとするのか。
自民党ではすでに「次」に向かう動きがある。かつてその権力の源泉となっていた「派閥の復活」だ。
元職大量復活で高まる「派閥結成」の機運
22年11月に日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が報じた「政治資金パーティー収入の裏金問題」をきっかけに、自民党の派閥は志公会(麻生派)を残して解消された。また、24年の衆院選では「裏金議員」の多くが公認されず、自民党は解散前の258議席から191議席まで減少。過半数を失った。
25年の参院選でも、自民党は13議席減の39議席しか獲得できず、連立パートナーを公明党から日本維新の会に変えた後も過半数を維持できていない。「政治とカネの問題」の根は深いのだ。
それではなぜ、今になって党内で派閥結成の機運が高まろうとしているのか。今年2月の衆院選で、自民党は「裏金問題」で落選した元職を含む大量の当選者を得たためだ。
3月5日には二階俊博元幹事長の呼びかけで、旧二階派のメンバー約20人が会合に参加。二階氏の“介添人”と言われた林幹雄元経済産業相は「武田(良太)くんに旧二階派を任せたい」と発言した。
旧二階派の若手議員の間でも、結集の動きがある。尾崎正直官房副長官を中心にした「次世代国土強靭化勉強会」は、4月22日に1回目の勉強会を開く予定だ。
これを「小林鷹之政調会長を支持する動き」と見る向きもある。24年と25年の自民党総裁選に挑戦した小林氏は、小泉進次郎防衛相と並ぶ自民党のホープ。24年の総裁選で支持してくれた仲間とともに、同年12月に「2050年のわが国のかたち・社会のあり方を考える研究会」を立ち上げた。



















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