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「10秒で決めていいこと、1週間かけること」 仕事のデキる人が密かに使い分ける"判断基準"

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「即決のコツ」と「自責思考の罠」を解き明かします(写真:わたなべりょう/PIXTA)
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・苦手なことを無理に頑張らず、得意な行動を増やす
・できないことは他人に頼る
・小さな成功にもご褒美をあげる
・時には現実逃避してリフレッシュする

自分に対しても最適なやり方を選ぶ

これらは一見「甘え」や「他力本願」に見えますが、視点を変えると合理的な自己管理です。コツは、「自分を他人として扱う」ことです。他人のマネジメントであれば、「多少甘くても、結果的にパフォーマンスが上がるなら良い」と思えるのではないでしょうか?

同じように、自分に対しても最適なやり方を選びましょう。また、自責思考がいつも正しいとは限りません。行きすぎた自責は、むしろ思考停止を招く危険があります。

たとえば―

・部下が緊張してプレゼンを失敗したのは、自分の指導が悪かったから
・チームのエースが試合で打たれたのは、自分の応援が足りなかったから
・今日雨が降ったのは、自分の行いが悪かったから
『できる人が大事にしている 複利で伸びる仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

これらは明らかに自分のコントロール外の結果です。こうしたことまで「自分の責任」と捉えていては、前に進む力を失ってしまいます。

大切なのは、原因を自分に引き寄せすぎずに、「この結果を踏まえて、どうリカバリーするか」を考えることです。

もし「自分のやり方が悪かったのかも」と感じたら、一度目的に立ち返る。コントロールできないことは受け入れ、目的に向かって次の一手を考え直す。それが「前向きな自責」です。

この姿勢を持てる人ほど、試行回数を増やせます。試行回数こそが、答えのない仕事を進める最大の鍵。「あきらめるべきことは受け入れ、追うべき目的は貪欲に追う」そのバランスを取れる人が、メンタルを壊さずに成長し続ける人なのです。

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