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日本限定「イサイブルー」を投入したPixel 10a、価格据え置きと機能取捨でaシリーズ重視を鮮明にしたグーグルの戦略

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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カメラは48メガピクセルのメインカメラと13メガピクセルの超広角で構成される。上位のPixel 10シリーズから初めてaシリーズに降りてきた機能として、集合写真の全員の表情を最適化する「オートベストテイク」と、AIが構図をステップバイステップで案内する「カメラコーチ」を搭載した。

4色決定後に急遽追加された5色目

日本限定モデルのイサイブルーは、ヘラルボニーと共同で開発した。ヘラルボニーは障害のある作家の作品をライセンスし、アパレルや企業コラボなどに展開するクリエイティブカンパニーだ。

グローバル展開の4色が決まった後に、5色目として急遽追加されたモデルだ。松岡氏によると、背面カバー、アルミフレーム、アンテナスプリットという3つの異なる素材を同じ青に揃える作業は「思ったより大変」だったという。リサイクル素材を多く含むバックカバーの色調をアルマイト染色のアルミに合わせる必要があり、開発期間は約6カ月。通常とは異なる専用の製造工程を組んで対応した。

イサイブルーを手に持ったところ。背面は完全にフラットで、アルミフレームとの色合わせがわかる(写真:筆者撮影)
イサイブルーの同梱物一式。パッケージ、本体、ステッカー、バンパーケースで構成される(写真:筆者撮影)

カラー名の「イサイ」も異例だ。Pixelのカラー名は、アイリス(紫色の花)やオブシディアン(黒曜石)のように自然界のものから取るルールがある。今回はヘラルボニーの掲げる「異彩を放て」から取った名前で、グローバルチームに提案したところ「すんなり決まった」(阿部氏)。

筐体色の青は、世界自閉症啓発デーのシンボルカラーに由来する。ヘラルボニーCo-CEOの松田崇弥氏がGoogleに提案した色で、Google側も同時期に青を検討していた。

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