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ホルムズ海峡封鎖危機で強まった日本の「アメリカ頼み」/対米追従を選んだのは日本国民だ/高市早苗と田中角栄の違い

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衰退していくアメリカの前でずるずると隷属状態を続けることは、日本にとってマイナスしかないと思われるが、あえてアメリカと敵対し政治、経済を破壊されるのを恐れているのである。

現在は参議院議員の伊勢崎賢治とジャーナリストの布施祐仁の『主権なき平和国家』(集英社、17年)がある。主権を持たず従属している国家の平和外交の空虚さを指摘した書物だが、今の状態は主権なき状態を示しているのであろうか。

主権なき状態を国民が選んだ

そう考えるとあの高市首相による卑屈な会談は、笑っていられない。それは卑屈に振る舞っているのは、高市首相と政府ではなくわれわれ国民だからだ。

伊勢崎賢治・布施祐仁『主権なき平和国家』(写真は文庫増補版)

圧倒的な衆議院選挙での勝利を受けて成立した首相は、国民の意志を表しているとも言える。その首相が卑屈だということは、われわれ日本国民が卑屈だということなのだ。

奇しくも高市首相がわれわれにその現実を示してくれた。今の日本はアメリカの従属国家にすぎないということなのだ。戦後は終わっていないのである。この81年間、被占領国家としての戦後の状態を続けているのは、私たち国民自身であるということだ。 

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