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AIがすでにアナリストを凌駕した現在…やはり「オルカン」こそが長期投資の"最強の防御"になる必然

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急速なAIの進化によりオルカンの強みが増しているという(写真:タカス/PIXTA)
  • 代田 秀雄 三菱UFJアセットマネジメント前常務、シロタ・ウェルス・アンド・ウェルビーイング・アドバイザーズ代表

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近年の株式市場では、急速に進化したAIが数百ページに及ぶ決算書を瞬時に読み解き、アルゴリズムによって売買を実行するようになり、個人や運用会社が長期的に市場平均を上回ることは難しくなってきたと言われています。
本稿では、そんな時代に個人投資家が成果を得るための確実な戦略について、オルカンの生みの親として知られる代田秀雄氏の著書『オルカン思考: 世界経済を味方につける「長期投資」の教科書』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

長期投資の本質はいかに「続ける力」を持つか

私は長期投資を支える土台として、低コストで透明性の高い仕組みの投信を世に送り出すことにいかに注力してきました。そして実際、長期投資がどれだけ大切なのかということを繰り返し強調してきました。

しかし、そのような環境がどれだけ整っていたとしても、「長く投資を続けること」は決して簡単ではありません。私がこれまで数多くの投資家の方々と向き合ってきて痛感するのは、「投資を始めること」よりも「投資を続けること」のほうが、はるかに難しいという事実です。

株価は常に上下を繰り返し、誰も予測できなかった大きな暴落や経済紛争が次々と起こります。そのたびに人の心は揺れ、急速に不安が募っていきます。頭では「長期投資が大切だ」と理解していても、心がついていかない瞬間は必ず訪れます。

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【「心の揺れ」との向き合い方】

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