「人と人がつながる場」としてのラーメン屋の価値
20周年を迎えた今、半田さんの視線は未来に向いている。
人口減少、担い手不足、働き方の変化など、ラーメン業界を取り巻く環境は厳しさを増している。それでも彼は、「人と人がつながる場」としてのラーメン屋の価値を信じている。
「ラーメンでつながりたいんです。施設の子どもたちの中で、将来ラーメン屋さんで働きたいという子がひとりでも出てきたらこんなにありがたいことはないですよね」
偶然から始まった小さな善意は、やがて地域を結び、人の記憶をつくり、未来へと続く物語になった。
ラーメン一杯が、誰かの人生を少しだけ明るくする。「新旬屋」ののれんの向こうには、そんな確かな温度が今日も立ち上っている。
【関連記事】水道橋に誕生した「謎のラーメン店」店主はあのSUSURUだった!「何度も出店の誘いを断ってきた」彼がなぜ実店舗を出すのか では、遂に店を出したラーメンYouTuber・SUSURUの挑戦の裏側をラーメンライターの井手隊長が取材。豊富な写真とともに詳細にお伝えしている。
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いでたいちょう / Idetaicho
全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。「東洋経済オンライン」「マイナビニュース」「AERAdot.」等の連載のほか、コンテスト審査員、番組・イベントMCなどで活躍中。近年はラーメンの「1000円の壁」問題や「町中華の衰退事情」、「個人店の事業承継」など、ラーメン業界をめぐる現状を精力的に取材。テレビ・ネット番組への出演は「羽鳥慎一モーニングショー」「ABEMA的ニュースショー」「熱狂マニアさん!」「5時に夢中!」など多数。東洋経済オンラインアワード2024にて「ソーシャルインパクト賞」を受賞。その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。著書に「できる人だけが知っている 『ここだけの話』を聞く技術」(秀和システム)がある。
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