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「たかが鼻づまり」とバカにすることなかれ…《鼻が悪い》が引き起こす想像以上に"残念すぎる事態"

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「たかが鼻づまり」と甘く見ていてはいけないという(写真:fifty-six/PIXTA)
  • 木村 至信 医学博士、馬車道木村耳鼻咽喉科クリニック院長
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還暦に近い女性の実話ですが、好きな男性作家がいました。その作家の講演会があるというので、彼女はいそいそと出かけて行きました。憧れの作家を生で見られる、話が聴けると、わくわくしていたそうです。

ところが、帰宅した女性は家族に「あんまり、よくなかったの。ずっと鼻をぐすぐすしててね。なんだかサエなかったわ」と愚痴りました。百年の恋も冷めたような感じでしょうか。

しょっちゅうチーンと鼻をかんでいたり、鼻水をズズッと吸っていたり、鼻水をゴクンと飲み込んでいたりすると、その「見た目」はいいとは言い難いでしょう。そういう姿は 「カッコ悪い」という印象を与えるだけではなく、相手に「不快」な思いをさせることもあります。

もちろん本人に悪気はなく、自分でも不本意なことは重々承知ですが、それでも周囲の人を不快にさせてしまうのは事実。人格とは無関係であるにもかかわらず、見た目で悪い印象を残すことになっては残念でしょう。

また、鼻が悪いと口で呼吸するようになり、そのせいで乾燥した口が臭うことがあります。もちろん口の臭いもあなたの性格や実力とは関係ありません。それでも、「口が臭い」人を人は敬遠するものです。

ですから、鼻炎は治すほうがいいのです。

「使ったティッシュが増えていく問題」を解消しよう

垂れてきた鼻水を手や服の袖口でぬぐえば顰蹙を買うのはわかっていますから、鼻水が垂れてきそうなときは誰でも鼻をかみます。また、鼻がなんとなく詰まった感じがするときにも、不快感を払拭したくて鼻をかみます。

人前で鼻をかむときに大きな音を立てるのは気が引けますから、静かにかむ方が多いでしょう。1回ぐらいなら周囲の人もあまり気にしないかもしれません。

ですが、「くしゃみを連発する」「何度も続けて鼻をかむ」と、周囲の人はあまりいい気がしないものです。

のべつまくなしに鼻をかんでいる人とは、距離を取りたくなります。まして、大きな音を立ててかんでいたら……、眉をひそめる人も多いはずです。

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【鼻をかんだティッシュの行き先は】

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