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「たかが鼻づまり」とバカにすることなかれ…《鼻が悪い》が引き起こす想像以上に"残念すぎる事態"

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「たかが鼻づまり」と甘く見ていてはいけないという(写真:fifty-six/PIXTA)
  • 木村 至信 医学博士、馬車道木村耳鼻咽喉科クリニック院長
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鼻をしょっちゅうかんでいれば、ティッシュペーパーもたくさん使うことになるでしょう。

鼻をかんだティッシュをカバンやポケットに入れている姿は、周囲の人に清潔感を与えません。悪いことをしているわけではないのですが、なんとなく「汚い」という印象を与えています。

本人だって、しょっちゅうティッシュを取り出しては鼻をかみ、そのたびにバッグやポケットに汚れたティッシュを入れるなどという姿は、なんとなくカッコ悪いと思っているのではないでしょうか。

バッグやポケットの中が濡れる感じがして、自分の鼻水であってもいい気持ちがしないかもしれません。どんどんティッシュが溜まっていって、なんとなく情けなくなった経験はありませんか?

デートの前や、面接や商談の前など、見た目も体調も整えて臨むほうがいい場面というものがあります。そういうときには、鼻水や鼻づまりはなくしておかないと損をします。

実際、鼻炎の症状のせいで「彼氏にふられた」と嘆いていた患者さんもいらっしゃいます。しじゅう鼻をぐすぐすさせて、彼の前でしょっちゅう鼻をかんでいたのでしょう。バッグの中に汚れたティッシュが溜まっていたのかもしれません。

もしかすると、少し口が臭ったのかもしれません。そんなことで恋人をふるのもどうかとは思いますが、それが現実です。

鼻さえ悪くなければ、彼女のその後の人生は違っていたでしょう。恋人にふられなくてもすんだかもしれません。

「顔がむくんでくる」事態を避けよう

「蓄膿症」と呼ばれる 「慢性副鼻腔炎」にかかると、顔全体が少しむくんでくるものです。それは、この病気が細菌やウイルスが原因の感染症だからです。

細菌やウイルスが体内に入ってくると、体に病原体と闘うための炎症反応が起こり、血管が拡がります。すると血管の壁の隙間が大きくなり、水分が血管の外に漏れ出ます。漏れ出た水分が細胞と細胞の間のスペースに溜まることで、むくみが生じるのです。

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【「アレルギー性鼻炎」の場合】

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