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【脳科学で解明】プレゼンの達人が実践している《聞いている人をグッと引き込む》話し方のコツ

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聞いている人をグッと引き込む話し方について解説します(写真:kouta/PIXTA)
  • 西 剛志 脳科学者(工学博士)、分子生物学者
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よくあるケースが、「マシンガントークな人」です。

この講演のときも、質問をしてきた女性は、質問をマシンガントークでしてきました。質問なのか、愚痴を聞いてほしいのかわからないくらいの感じで、どんどん話してきます。

そのとき、私がイメージしたのは「これと同じことをおそらく子どもにもしているんだろうな」ということです。

マシンガントークをする人は、自分の伝えたいことを一生懸命、次々に話します。「ちゃんとわかってほしい」「誤解されたくない」という、その気持ちはよくわかります。

ただ、このとき起きている問題は、熱意の問題ではありません。脳の処理の問題です。

筑波大学の川崎正博らの研究では、人同士が会話するとき、話すリズムがそろうと、脳波が同期することが示されています。この「同期」が起きているとき、人は「わかりやすい」「聞きやすい」「話が入ってくる」と感じます。

ところが、マシンガントークでは、

〇相手の表情を見る余裕がない
〇相手の反応を待たない
〇一方的に言葉を重ねる

ため、脳の同期が起きにくい。その結果、ちゃんと話しているのに、なぜか聞いてもらえないという状態が生まれるのです。

「未完」にしておくと、脳は続きを探し始める

自分が少し勢いよくマシンガントークで話し過ぎていたり、相手が聞いていなそうだと感じたら、話し続けるのではなく、1度止めてみるのも手です。

「私の話、ここまで大丈夫ですか?」

そう確認するだけで、相手の注意はぐっとこちらに戻りますし、自分の状態も少し落ち着きます。

実はこの「止める」という行為には、強い心理効果があります。人は話を途中で中断されると、その先が気になって仕方なくなります。これを「ツァイガルニク効果」といいます。

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【心理学者ブリューマ・ツァイガルニクの実験】

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