逆に、「自分を理解しようとしてくれている」と感じた瞬間、相手の言葉はスッと頭に入ってくるのです。
「信頼感」はすぐにつくれる
信頼が大切といいましたが、信頼を育むのはなかなか骨が折れる……と思われたかもしれません。ただ、ここで私が大切と言いたいのは「信頼」ではなく「信頼感」です。この「感」がつくだけで、意味は大きく異なります。
〇信頼 → 頼りになると信じること
〇信頼感→ 頼りになりそうと感じること
脳にとってはこの「信頼できそう」というイメージが大切なのです。信頼をつくるのには時間がかかりますが、信頼感は、「あること」をするだけで、一瞬でつくれます。
それは「相手の話をちゃんと聞く」こと。たとえば、さきほどの家電ショップの店員さんが、
「お客様はどういうコーヒーがお好きなんですか?」
「どういうときに、コーヒーを飲まれるのですか?」
と少しでも聞いてくれたら、「あぁ、この店員さんは自分の話をわかろうとしてくれている」と感じ、店員さんの説明を聞く気になったかもしれません。
こちらの話を聞いてほしいと思ったら、まずは、相手の話をしっかり聞くことが大切なのです。

