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「流暢なセールストーク」ほど胡散臭くなりがち…脳科学者が明かす"客の心を動かす"接客のキモとは

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流暢なセールストークがまったく心に響かないのはなぜなのでしょうか(写真:nonpii/PIXTA)
  • 西 剛志 脳科学者(工学博士)、分子生物学者
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逆に、「自分を理解しようとしてくれている」と感じた瞬間、相手の言葉はスッと頭に入ってくるのです。

「信頼感」はすぐにつくれる

信頼が大切といいましたが、信頼を育むのはなかなか骨が折れる……と思われたかもしれません。ただ、ここで私が大切と言いたいのは「信頼」ではなく「信頼感」です。この「感」がつくだけで、意味は大きく異なります。

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〇信頼 → 頼りになると信じること

〇信頼感→ 頼りになりそうと感じること

脳にとってはこの「信頼できそう」というイメージが大切なのです。信頼をつくるのには時間がかかりますが、信頼感は、「あること」をするだけで、一瞬でつくれます。

それは「相手の話をちゃんと聞く」こと。たとえば、さきほどの家電ショップの店員さんが、

「お客様はどういうコーヒーがお好きなんですか?」

「どういうときに、コーヒーを飲まれるのですか?」

と少しでも聞いてくれたら、「あぁ、この店員さんは自分の話をわかろうとしてくれている」と感じ、店員さんの説明を聞く気になったかもしれません。

こちらの話を聞いてほしいと思ったら、まずは、相手の話をしっかり聞くことが大切なのです。

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