ガイドライン至上主義は、法的なリスクを減らすにはベストです。また勉強していない医師が要点をパクるには、ほんとうに良いアンチョコです。そんなガイドラインの欠点を熟知している医師に診てもらいたいものです。
さらには、ガイドライン至上主義の主治医の場合、ガイドラインに載っていない治療は行わないので、治療の選択肢が最後にはなくなります。
そうなると、「あなたに治療の術はありません。緩和に行ってください。緩和治療もちゃんとしたがん治療です」といった結末になります。
最近は、がんの初期から緩和治療を行っているといった方便を使っても、緩和治療が延命を導くがん治療の一部と思う患者さんは、ほとんどいないでしょう。ガイドライン至上主義の腫瘍内科医では、さじを投げる結果になるのです。
■反対意見
ガイドラインは標準治療で最良のものでは?
■私見
標準治療は並の治療なのです。ガイドラインは過去の知識を集めたアンチョコです。誰もが平均以上の治療(均霑〈きんてん〉化された治療)を行うための道標です。そこに工夫を加えるからこそ、主治医の存在価値があるのです。
※エンドポイント:最終的な目標あるいは結果の判断基準
出身大学を明記している医師
どこの大学を卒業しているかは、実は重要です。18歳のときの偏差値がその後にも影響するということです。
もちろん、偏差値が低い大学にも優秀な人はいます。そんな人は堂々と自分の出身大学を明らかにしています。自分に自信があれば、どこの大学卒かはどうでもいいことだからです。
次ページが続きます:
【出身大学を隠している医師】
