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専門医、経歴、出身大学…がん治療で命を預けられる"医師の条件" 患者を診て40年の医師が明かす「録音NGはアウト」の訳

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命を預ける主治医選び。信頼できる医師を見極めるには(写真:Graphs/PIXTA)
  • 新見 正則 オックスフォード大学医学博士・新見正則医院院長
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がん治療のガイドラインの多くは、今までの臨床試験を集めたものです。そんなガイドラインを「エビデンスに基づいたガイドライン」(Evidence based guideline)と称します。

一方で、希少がんなどでは臨床試験を行うに足る症例数には届かないために、経験知をもとにした「コンセンサスガイドライン」(Consensus guideline)になります。

ネットや書籍に出る正しいとされるがん情報の多くは、基本的にガイドラインに載っています。がんの治療で最良のものは生存率をターゲットにしてランダム化された大規模臨床試験です。

しかし、5年の生存率がわかるということは、その治療は少なくとも5年前のものです。今は治療が数年で進歩する時代です。ですから、実際に臨床試験を行っている医師しか感じ得ないようなことが、実は大切なのです。

ガイドラインは「最新」ではない

ガイドラインをそのまま行うことで間違いは少ないですが、実は最新の知見ではありません。

また、患者さんが求めるものは延命です。生存率向上です。これが臨床試験のエンドポイント※であるべきです。

ところが、代替エンドポイントと称して、腫瘍の大きさが縮小することなどを根拠として、ガイドラインに載る薬は少なくありません。本当に生存率を向上させてくれるのでしょうか。一時的に腫瘍が小さくなっても、その後大きくなり、生存率向上の効果がないということもあるのです。

また、もしも延命効果があっても、短期間でその効果を得るために多大な副作用に長期間曝されるのであれば、そしてその説明をしっかりされれば、治療を拒否する患者さんも少なくないのです。

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【ガイドラインの欠点を熟知しているか】

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