がん治療のために、もっとも理想的な病院の条件を挙げていきましょう。
本稿では随時、「私ならこう言い訳する」と「でも実際は」をはさんでいきます。私が挙げた理想の条件を満たす病院ばかりではありません。いや、むしろ少ないのが現実でしょう。
そのような病院に私が勤務しているとしたら、患者さんにどう伝えるだろうと考えたのが「私ならこう言い訳する」です。そして、「でも実際は」のところに私のホンネがあると受け取ってください。
症例数が多いのはいいことか
各病院が発表している手術症例数は、以前は細工もできました。実際の症例数よりも盛って掲載していた病院も、またそんな時期もあります。
しかし、外科手術は学会での登録が必須となり、うそを言えない環境になりました。手術症例数は1つの確かな目安になります。
ある程度以上の数であれば問題ありませんが、あまりにも年間の手術数が少ない病院はちょっと要注意です。また、比較的難しい手術、例えば、消化器外科では食道がん、肝臓がん、膵臓がんなどは、特に症例数に気を配りましょう。
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