《デアゴスティーニ》の"胸アツ"オフィスに感涙… 貴重な過去作品の数々、「驚くべき社風」を発見 プレゼンで歌う社員も

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デアゴスティーニ
スカイラインGT-R、NSR、スプリンタートレノAE86など車ファンをうならせる商品ラインナップ(撮影:今井康一)

定期刊行物であるパートワークは、コレクションによって1週間や2週間など間隔を空けながらパーツが届き、ひとつの作品を完成させていく。

一度の商品購入で完結するプラモデルやDVDボックスとの違いは、ファンが次の号までの時間で、付属のマガジンを呼んだり、それまでに完成している部分をブラッシュアップしたり、その時間を楽しむ“コト消費”的な付加価値があることだ。

デアゴスティーニ
細部まで精巧に作り込まれているスズキ HAYABUSA GSX1300R(撮影:今井康一)

それぞれのコンテンツやテーマのコアファンが、その対象にじっくり向き合う時間を創出する商品になる。いま他に競合に当たるような類似商品は見当たらない。市場はニッチかもしれないが、コアな需要が確実にある。

「業績は堅調に伸びています。これからも領域に縛られない柔軟な商品開発から、いいものをどんどん取り込んでいきます」(辻氏)

日本市場参入は1988年、現在は過渡期

デアゴスティーニ
オフィス通路にはさまざまなジャンルの創刊号やマガジンが飾られている(撮影:今井康一)

一方、現状の課題と未来に向けた取り組みについてはこう語る。

「長期的な目線でいえば、会社の年齢構成を若年化していることでしょうか。デアゴスティーニの日本市場参入は1988年。2028年に40周年を迎えます。当時は生まれていなかった社員も多く活躍しており、会社の主戦力として日々アイデアを出して商品作りに関わっていることを踏まえると、いままさに企業としての過渡期にあります」(辻氏)

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