訪日2週間で1300万円消費する中国人富裕層のホンネ「日本は中国人観光客を好きではない」「いつまで私たちの好きな日本でいられる?」
夫婦とも実家は商売人で不動産を保有し、高校からアメリカ留学するなど、豊かな環境で育った。
実家からもらった不動産や金融資産からの収入だけで何も心配することのない暮らしができるはずだが、海外で修士号を取得した夫婦は、向上心も独立心も高く、現在も基本的には自力で暮らしている。
妻は出張が多く、収入もダントツに高い。夫は家政婦のサポートを受けつつ育児を担当している。
専業主婦が中国でじわじわ増えていることはわかっていたものの、専業主夫もついに!と少し不思議に思ったが、夫は育児を担当することになんの苦もなく、「向き不向きがあるし、妻のほうが外向的でよく稼いでいるとわかっている。子供と一緒にいるのは一番貴重な時間だと思うし、僕のような『主夫』友達も何人もいる。親からも『あなたたちの家族だから』と気にされていない」と、冷静な口調で説明してくれた。
数年前だったら、本人はともかく、周りから「男だから働いたほうがいいよ」と言われそうだが、近年中国の勤務形態や男女のあるべき姿についてのマインドがだいぶ変わったことが窺える。
夫は主夫、妻は多忙を極める
一方、Aさんは、昭和の働くお父さんのような生活を送っている。
平日ほとんど子供と会えないし、半分以上出張で、接待も毎日のようにある。ただ、仕事の目標を達成したら、ボーナスも休暇期間も弾むので、休暇があるたびに、学校を休ませても子供を連れて旅行に行くのだ。
その理由は、「自分の親はずっと商売やっていたので、子供の頃はいつも一人ぼっちでさみしかった。その時から、自分の子供に絶対同じ思いをさせないと決めていた。夫が毎日いてくれているけど、やはり女の子だから、母娘で友達になりたいし、教科書を勉強するより、ぜったい旅を通した勉強のほうが人生に役立つと思うわ」。
現在中国は競争がますます激しく、子供の勉強のために、両方の祖父母と親の6人のエネルギーを使うケースも珍しくないが、こういった競争に負けないような努力はエンドレスだし、誰もハッピーになれないと感じているのだ。充分な家族資産もあるし、将来子供にもっと自由に生きてほしいという願いから、普段から学校の勉強より、趣味や旅行に時間と金銭を投入している。



















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