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SBIが発表、ベールを脱いだ「ネオメディア生態系」/メディアとIPに矢継ぎ早に投資、将来的にフジ・メディアHDにも関与?

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SBIホールディングスはかねてメディア事業に関心を示してきた(撮影:今井康一)

SBIホールディングス(HD)が温めてきた新規事業の構想が、ついにベールを脱いだ。

メディアやIP(知的財産)に投資し、同社が持つ顧客基盤やデータ、テクノロジーとの相乗効果を発現させる「ネオメディア生態系」だ。金融とメディア、一見すると縁遠い事業をどのように橋渡しするのだろうか。

金融とメディアを融合

「既存のメディアは、技術進化を取り入れることがほとんどない」

3月31日、東京・六本木にあるSBIHD本社の大会議室。居並ぶ報道陣を前に、北尾吉孝会長兼社長は気勢を上げた。「どのような進化の仕方を考えるべきか。私は『金融・IT・メディア』を融合させ、新たなメディアを作るべきではないかと考えている」。

SBIHDは数年前から、ネオメディア生態系に向けた準備を進めていた。構想が公になったのは昨年2月。都内のシンポジウムに登壇した北尾社長は、SBIHDが持つ金融とテクノロジーにメディアを融合させる発想を開陳した。5月の決算説明会でも、改めてメディア事業への進出に意欲をにじませた。

SBIHDの北尾社長は、「メディア業界が抱える問題の解決に貢献できる」と意気込む(撮影:今井康一)

引き合いに出したのはアメリカだ。新興証券会社のロビンフッドは2019年と23年に、それぞれニュースメディアを買収した。自社でもメディア部門を立ち上げ、個人投資家に対してニュースレターやポッドキャストの配信を行っている。

投資ファンドのブラックストーンやゴールドマン・サックスも、メディアやIP会社への投資を加速させている状況にも触れた。海外で進む金融とメディアの融合を、国内ではSBIHDが音頭を取る。

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【明らかになった構想の青写真】

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