「どうせつまらない」「2時間の苦行になる…」と思っていたら…『えんとつ町のプペル・続編』劇場で観た意外な感想

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なお、本作ではアトモス上映も実施されているのだが、そちらは前日夜の時点で全席空席状態だった。

えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜
前日時点で予約がゼロのシアター。アトモス上映で観たい人は少ないようだ(筆者撮影)

プペル新作はこれから巻き返せるのか?

えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜
(筆者撮影)

西野さんが各地の劇場を回り、空席を埋める施策を続けているし、リピーター向けの副音声上映も展開している。しかし、それも限定的な効果に留まると推測できる。なぜか。映画に詳しい人なら知っての通り、来る4月10日、GWシーズンの大本命である劇場版名探偵コナン第29弾「ハイウェイの堕天使」が公開されるからだ。

毎年コンスタントに100億円を超えるメガヒットを記録しているコナンシリーズ。劇場サイドも、座席を埋められる作品に切り替えていくだろう。少なくとも、現在公開されているほとんどの映画がコナンに喰われると考えられるなか、プペルが戦える余地はないだろう。

また、上映中の観客からのリアクションはほとんど無かった。作品として笑いどころをちりばめているし、ちびっこの「フフッ」という笑い声が聞こえる場面もあった。が、観客が少ないので、自分の笑い声が妙に響いてしまいそうで、笑うのを控えてしまう……という可能性もある。劇場での鑑賞において、周囲の状況は大事なのだ。

だが、先ほどからそこそこ褒めているように、少なくとも筆者は2000円を払う価値がない作品とは言いきれないと感じた。SNSの酷評をうのみにして観ないと決めるのではなく、一度は自分の目で確かめてみてもらいたい。

あくまで一個人の感想だが、映画としての面白さは続編のほうが明らかに上だと感じた。にもかかわらず、なぜ大失速してしまったのか――後編記事で詳しく解説しよう。

押入れの人 Webライター・マンガ編集者

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おしいれのひと / Oshiire no hito

児童指導員、メーカーのEC担当バックオフィス、Webマーケティング会社のディレクターなどを経てフリーランスのライター・編集者に。累計100万円以上ドラえもんグッズに使った自称ドラえもんガチ勢。

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