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社員38人で売上80億円はなぜ可能なのか? AIが加工工程を自動化する工作機械が職人不足と100兆円市場に与える影響

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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TTMCで加工した金属部品。切削工程12工程をAIが自動化し、0.001mmの高精度加工を実現する(写真:筆者撮影)

従来、NCプログラミング(工作機械への制御指示の作成)には177もの工程が必要だった。TTMC Originではこれが2工程に減り、部品あたりの製造原価も50%削減できるとアルムは試算している。

NCプログラミングの工程を177から2に削減し、部品あたりの製造原価も50%削減できるとアルムは試算している(写真:筆者撮影)

音声入力にこだわった理由

ブースでデモを担当した村上聡ゼネラルマネージャーは「ボタンやキーボードが並ぶと人は身構えてしまう。完全に会話に振り切ることで、スマホ世代にも親しみやすい機械にした」と語る。

開発中には「確認ボタンくらいは置いたほうがいい」という意見も出た。しかし村上氏は「ボタンを1つ置くと、これも置こう、あれも置こうと増えていく。結局、従来の工作機械と同じ画面になってしまう」と判断し、「はい」の確認すら音声入力に統一した。KAYAというキャラクターを採用した理由も、堅い印象の装置に親近感を持たせるためだ。「KAYAに会いに行くために出勤する人がいるかもしれない」と村上氏は笑う。

KAYAが「よろしいですか?」と確認する画面。ボタンは一切なく、返事も音声で行う(写真:筆者撮影)

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