建築史家・藤森照信氏の設計による地上約4メートルの茶室徹、画家・梅原龍三郎のアトリエを東京から移築し、旧歌舞伎座の建築で知られる吉田五十八氏がデザインしたアトリエ、エッフェル塔完成100周年を迎えた1989年に移設されたエッフェル塔の階段など、数々の貴重な建造物が設けられている。
かつて清春芸術村は、絵画や彫刻スタジオをはじめ、版画、陶芸工房などを備えた日本で初めての一大アートコロニーだった。それがこの地域一体に美術関連施設が集まる現在につながる、源流のひとつになるのだろう。
歩くだけで気持ちがよい、山々に囲まれた公園のような場所だが、それぞれの建造物や展示されるアートからは、かつて著名芸術家たちが集まった歴史の息吹を肌で感じることができる。
若手の滞在創作活動の拠点になる新しい施設
この地域の新たなアーティスト・イン・レジデンスの拠点のひとつになっているのが、2022年にオープンしたGASBON METABOLISMだ。
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【アート複合施設「GASBON METABOLISM」】
