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「まずは日本人を雇うべき」「衛生観念の違いが心配」の声も…モスバーガー《ベトナム人の幹部育成》への嫌悪感の正体

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  • 千葉 祐大 人材コンサルタント/一般社団法人キャリアマネジメント研究所 代表理事
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実際、高度外国人材が早期に離職する企業には、いくつかの共通点がある。

・外国人材のキャリアパスが見えない
 ・外国人には昇進の機会がない
 ・日本人だけが上に行く構造が固定化されている

このような環境では、将来のキャリアを描きにくく、成長意欲の高い人ほど離職しやすくなる。

背景には、昇進やキャリア形成に対する価値観の違いがある。パーソル総合研究所の調査によれば、日本で働くアジア出身の人材は、日本人と比べて「管理職になりたい」と考える割合が大幅に高い。だからこそ、社内にキャリアアップの道筋を示すことが、意欲を引き出し、定着を促すうえで重要になるのだ。

「外国人上司」と日本人部下はなぜすれ違うのか

外国人材の管理職登用が進めば、日本人が部下となる場面も増えてくる。とくに、パート社員や再雇用のシニア層が部下になるケースは珍しくない。

こうした実情について、埼玉県の食品製造工場で、パート社員として働く佐々木洋子さん(仮名)に話を聞いた。佐々木さんは、いまネパール人の上司のもとで働いている。

「最初は少し抵抗がありました。それまでネパール人と接したことがなかったからです。でも、いまは彼を信頼していますし、指示にもきちんと従っています。正直、日本語以外の能力は、すべて私より上だと思っています」

一方で、職場内には違う受け止め方もあるという。

「彼を快く思っていない人もいます。『なんで外国人に命令されなきゃならないんだ』と、不満を口にしています。50代以上の人が多いですね。これまで外国人と接する機会が少なかった世代ほど、戸惑いが大きいのかもしれません」

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【問題の本質は、個人の能力の差にあるわけではない】

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