6時間滞在の猛者もいる…丸亀製麺が郊外で運営する「行列ハワイ系カフェ」新ブランドが革命的だったワケ
席配置を見てもわかりやすい。コナズ珈琲はゆったり過ごせる広々したソファやベンチシートが中心だ。一方、KNOWS COFFEEにもソファやテーブルの席もあるが、ハイスツールの席や、さらにスタンディングスペースなど、よりサクッと使えるような席もある。
サービスについても、コナズ珈琲はフルサービスだが、KNOWS COFFEEでは、まず来店したらレジで注文し、商品を受け取って席まで自分で運ぶセルフサービスだ。
「月イチご褒美」のコナズに対し、デイリーに使える店づくり
コナズ珈琲が郊外でゆっくり過ごすのに対し、KNOWS COFFEEは気軽な休憩利用に主眼を置いており、コナズ珈琲ではあまり利用を想定していないビジネスマンもターゲットだという。駅の改札すぐという立地も、そういったニーズを吸収できそうだ。移動の合間の時間調整で立ち寄る人も多そうだし、イオンモールでの買い物の休憩にも使えそうだ。
阿部氏は、「コナズ珈琲が月に1~2回、ちょっとしたご褒美として利用するのに対し、KNOWS COFFEEは週に数回、なんなら毎日でも使っていただけるのでは」と話す。
しかし、ここで「それにしてはコーヒー1杯850円は高くないか?」と思った人もいるかもしれない。確かにサクッと休憩したいだけなら、例えばドトールに行けばブレンドのSサイズは280円、マックにいたっては140円で済んでしまう。なのに、わざわざKNOWS COFFEEに行く価値とは何だろうか。同店ではどのようなニーズを狙っているのか。後編では昨今のカフェ事情を交えながら、KNOWS COFFEEが狙うマーケットについて解説する。
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