6時間滞在の猛者もいる…丸亀製麺が郊外で運営する「行列ハワイ系カフェ」新ブランドが革命的だったワケ

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席配置を見てもわかりやすい。コナズ珈琲はゆったり過ごせる広々したソファやベンチシートが中心だ。一方、KNOWS COFFEEにもソファやテーブルの席もあるが、ハイスツールの席や、さらにスタンディングスペースなど、よりサクッと使えるような席もある。

サービスについても、コナズ珈琲はフルサービスだが、KNOWS COFFEEでは、まず来店したらレジで注文し、商品を受け取って席まで自分で運ぶセルフサービスだ。

KNOWS COFFEE
KNOWS COFFEEでは、コナズ珈琲にはないハイスツール席も豊富(筆者撮影)

「月イチご褒美」のコナズに対し、デイリーに使える店づくり

コナズ珈琲が郊外でゆっくり過ごすのに対し、KNOWS COFFEEは気軽な休憩利用に主眼を置いており、コナズ珈琲ではあまり利用を想定していないビジネスマンもターゲットだという。駅の改札すぐという立地も、そういったニーズを吸収できそうだ。移動の合間の時間調整で立ち寄る人も多そうだし、イオンモールでの買い物の休憩にも使えそうだ。

阿部氏は、「コナズ珈琲が月に1~2回、ちょっとしたご褒美として利用するのに対し、KNOWS COFFEEは週に数回、なんなら毎日でも使っていただけるのでは」と話す。

しかし、ここで「それにしてはコーヒー1杯850円は高くないか?」と思った人もいるかもしれない。確かにサクッと休憩したいだけなら、例えばドトールに行けばブレンドのSサイズは280円、マックにいたっては140円で済んでしまう。なのに、わざわざKNOWS COFFEEに行く価値とは何だろうか。同店ではどのようなニーズを狙っているのか。後編では昨今のカフェ事情を交えながら、KNOWS COFFEEが狙うマーケットについて解説する。

大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト

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おおぜき まなみ / Manami Ozeki

1988年栃木県生まれ。東北大学卒業後、教育系出版社や飲食業界系出版社を経て、2019年3月より飲食業界のトレンドを発信するWEBメディア「フードスタジアム」の編集長に就任。年間約300の飲食店を視察、100人の飲食店オーナーを取材する。
Instagram:@manami_ohzeki

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