6時間滞在の猛者もいる…丸亀製麺が郊外で運営する「行列ハワイ系カフェ」新ブランドが革命的だったワケ
それ以外のコナズ珈琲との違いは何だろうか?
一番はお客の「滞在時間」だろう。
コナズ珈琲は時間制限を設けないことで有名だ。近年、カフェでは「混雑時は90分制」などと制限を設ける店も少なくないが、コナズ珈琲ではどれだけウェイティングが発生しようと、それをしない。
だから「時間を気にせずくつろげる」と、お客の心をつかんでいる。ゆったりした席で、友人とおしゃべりに興じたり、読書など一人時間に没頭したり……。
ハワイを感じる非日常の空間で、忙しい日常から離れられる時間を提供する、これこそがコナズ珈琲最大の体験価値になっているのだ。制限がないことで、中には6時間も滞在する猛者もいるという。
KNOWS COFFEEのメディア発表会で、運営会社KONA'S代表取締役社長の阿部和剛氏は「ゆったり過ごしてほしいという思いは、KNOWS COFFEEもコナズ珈琲と変わらない」と断ったうえで、KNOWS COFFEEでは、コナズ珈琲と比べて短時間の利用を想定していると説明した。
コナズ珈琲の多くは郊外やロードサイドにあり、わざわざ出かける店になっている。ちょっと車を走らせ、近所の“ハワイ”に行くのだ。目的を持って訪れるぶん、ゆったりと過ごして滞在時間が長くなる。一方のKNOWS COFFEEは、日常のふとした合間、忙しい中でもサッと利用できる空間になっている。
パンケーキに見る滞在時間の違い
その意図は、店づくりの随所に表れている。例えばパンケーキの大きさ一つとってもそうだ。コナズ珈琲のパンケーキは直径12センチ。対してKNOWS COFFEEは直径8センチほどで、やや小ぶり。小さいので手軽に食べられる。
ただし、その分配合を変えている。KNOWS COFFEEの生地は、小ぶりな代わりにバターや全粒粉を使ってリッチで食べ応えある生地に仕上げている。コナズ珈琲は大きい分、軽さのある生地にしているそうだ。





















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