スズキ「フロンクス」はどんな人が買っているのか? クロスビーや他のスズキ車との比較で見えたユーザーの価値観

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クロスビーは、購入した人の5割以上が「かわいい」「カジュアル」というイメージを抱いていることもあり、女性オーナーの多いSUVとしてのポジションを築いている。

「クロスビー」は2025年10月に大幅改良を実施しているが、今回のデータの多くは写真の旧タイプとなる(写真:スズキ)

なお未既婚の分布は、スズキ全体(未婚:26%、既婚:64%、離別死別:10%)、クロスビー(未婚:29%、既婚:66%、離別死別:5%)、フロンクス(未婚:39%、既婚:56%、離別死別:5%)。

スズキ全体とクロスビーが似た構成を示すのに対し、フロンクスは未婚が多い特徴が表れた。

フロンクスの前に乗っていたクルマ

顧客構造を理解するために、購入する前に乗っていたクルマ、「前有車」を見てみよう。

メーカー単位で見ると、スズキ全体は「スズキ→スズキ」が46%と大きい。軽自動車を中心に、同一メーカー内での買い替えが強いという、スズキらしい姿だ。

一方、フロンクスでは、「スズキ→スズキ」が39%まで下がる。当然、これは他メーカーからの乗り換えを意味しており、具体的にはトヨタ16%(スズキ全体では12%)、日産12%(同7%)、マツダ8%(同3% ※表の圏外)とトヨタ、日産からの乗り換えが目立った。

ちなみに、クロスビーはさらに「スズキ→スズキ」が少なく、26%まで下がる。

ここで象徴的なのはダイハツだ。スズキ全体ではダイハツからの乗り換えが15%あるのに対し、フロンクスでは圏外の5%未満にとどまる。つまりフロンクスは、軽自動車からのステップアップではなく、他メーカーの登録車(普通車)からの乗り換えが多いというわけだ。

前有車のボディタイプも確認すると、スズキ全体では軽自動車からの乗り換えが6割を超えるのに対し、フロンクスは3割弱にとどまる。その分、SUVとハッチバックからの乗り換えが多い。

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