「熱闘甲子園をわざわざ録画してる」 世の中に刺さるテーマはどう決める? 人気マンガ編集者の"意外な情報源"
林:それもありますね。ただ、プロジェクトを広げすぎると会社がヤバいことになりそうなので、とりあえず1年くらいは今の形で走り続けようと思います。そのあとにまた状況も変わってくるはずなので、残すプロジェクトとこれ以上広げないプロジェクトを決めて、ちょっとずつやりたいことにも挑戦していけたらいいですね。思い描いていることの半分が達成されただけでも、けっこう楽しくなるんじゃないかと思っています。
熱量の高いメンバーで展開していけるのが強み
石井:作品やプロジェクトについては、1年後、2年後、3年後と、段階的に考えていくものなんですか。
林:漫画作品のメディア化の場合、あるタイトルのメディア化が決まっても、世に出るのは3~4年後なわけですよ。そうなると、作家さんとも相談しながら、そのタイトルを3年間どうしていくか考えます。原作が終わる可能性があるときは、そのタイトルがまだ生きていると感じてもらえるようなプランを考えたり。そして、自分の中で考えていることをスタッフにも共有して、やれることを増やしていくような感じですかね。
石井:それはどう共有しているんですか。全社会議があるとか。
林:プロジェクトごとに分科会があるので、そこで共有します。でも、ビッグタイトルって、やることがどんどん増えていくんですよ。ゲーム化したり、海外とコラボ企画を実施したり、いくらでも展開できてしまうので。それを僕と担当アシスタントの2名で全部見ていくこともできないので、今後はもっとスタッフを増やしていきたくて。
石井:それも林さんたちの強みですよね。普通の作品って、担当編集者が1名ついているくらいなんじゃないですか。
林:出版社の場合、プロジェクトの内容に応じていろんな部署の人が参加していく形になりますね。ただ、僕の会社はプロジェクトについて共有できている熱量の高いメンバーで展開していけるので、クオリティの高いものを届けることができると思うんです。そうした動きを全世界に広げていけるといいなと考えています。
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