「数字のため・お金のために働き続けるのは無理」で新卒退職→1年で医学部合格した彼女が入社3カ月で感じた会社勤めの限界

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受験では、東京にどうしても行きたかったので早慶、明治、法政、学習院、芝浦工業大、日本大、東洋大などの理学部系学部を受験し、芝浦工業大と日本大と東洋大の理学部系に合格。芝浦工業大学のシステム理工学部に進学しました。

「もともと幼少期に英会話に通わせてもらっていたおかげで、英検2級をたまたま持っていて、受験のベースはありました。それに得意だった生物を使って、3教科の入試でなんとか入学できた感じですね」

PR会社に入社も半年で退職

進学した芝浦工業大では、文化祭実行委員会に入ったまいみーるさん。

ここでイベントを作る面白さを知ったため、広告業界やPR業界に興味を持ち、卒業後の2022年にPR会社に入社します。

芝浦工業大学の文化祭実行委員会。大人数をまとめる経験にあくせくした(写真:まいみーるさん提供)
芝浦工業大学の文化祭実行委員会。大人数をまとめる経験にあくせくした(写真:まいみーるさん提供)

しかし、入社してしばらくしてから、そこでの働き方が、自分に合っていると思えなくなったそうです。

「新入社員の最初の3カ月は新しいことがたくさんあったので楽しんでいました。しかし、会社に慣れてきてからは悩み始めましたね。

PR会社は広告業なので、自分が関わった施策やプロジェクトなどの数字が出やすい仕事なんですけど、わかりやすく数字が出る世界が、『自分が望んでいた働き方とは到底思えない』と思うようになりました。

でも、どういう業界に行っても結局はどこかで数字のため・お金のために働かないといけないとも思って、いったん自分の人生をちゃんと考えたいと思って、10月には退社しました」

配属式。明るく活発で優しい同期に恵まれた(写真:まいみーるさん提供)
配属式。明るく活発で優しい同期に恵まれた(写真:まいみーるさん提供)

10月に退社した後には実家がある九州に帰って、11〜1月は業務委託という形で仕事の引き継ぎをして、1月に完全に退社したまいみーるさん。

それからは母親の仕事を手伝いながら、どうすれば自分が働くことに対して前のめりになれるかを3カ月間ほど考えます。4月には予備校に入って、医学部に向けて再受験をする決意を固めました。

再受験の理由をお聞きしたところ、「数字のためではなく命のために働く仕事、かつ自分の興味が強い生物学分野が自分には向いていると思った」と答えてくれました。

「1年しか挑戦しないと決めたので、人生を懸けていました。もしその年に医学部に受からなければ、第2新卒枠で就活しようとしていました」

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