東大合格者が語る《絶対に選ばない参考書》の特徴とは? あえて情報量の少ない参考書を選んだほうがいい納得のワケ

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受験生
(写真:Ushico/PIXTA)
東大に合格する人は、やはり小さいときから読書の習慣がある人が多いと言われています。頭がよくなってから読書をするのではなく、読書をしているうちに頭がよくなっていく……そんな東大生の読書術を体系化した『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』は、シリーズ累計50万部を突破し、文庫化もしています。今回はその西岡さんに、参考書をどのように読めばいいのか、東大生はどう使っているのかについて解説してもらいました。

東大生が実践する「1冊極め勉強法」の本質

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』
『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(新潮文庫)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

「東大生はたくさんの参考書を使いこなしている」――そんなイメージを持つ人は少なくありません。確かに彼らは多くの教材に触れていますが、実際の学習の中核にあるのは、むしろその逆です。東大生ほど、「これ1冊」と決めた教材に徹底的に向き合う傾向があります。要するに、「1冊を極め、他はサブとして優先順位を下げる」という勉強法を実践しているわけですね。今回は、そんな一本足打法の「1冊極め勉強法」についてお話ししたいと思います。

まず、これはメインとなる参考書を1冊決め、そこに学習内容を集約していく学習方法です。新しい教材を次々と追加するのではなく、知識・気づき・ミス・理解のプロセスをすべて1冊に蓄積していきます。

頭が良くなるかどうかは、使っている参考書の“数”ではなく、むしろ少なくてもいいから1冊の参考書をどれだけ“深める”ことができたかで決まります。あれこれ手を出すのではなく、軸となる1冊を決め、それを極限まで使い込むほうが効果的なわけです。

ここで選ぶ1冊の参考書は、最初から完成されたものである必要は全くありません。むしろ、情報量が少ないほうがいいくらいです。余白が多く、自分の思考を書き込めるもののほうが適しています。そのほうが、自分で参考書を育てていくことができるのです。

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