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伊藤忠が伊藤忠食品を完全子会社化で波紋/その裏でファミマを同じカンパニーに移管/セブン&アイに広がる疑心暗鬼

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伊藤忠が進める食品事業の再編に対して、波紋が広がっている(撮影:梅谷秀司)

伊藤忠商事が食品事業の再編を加速させている。

伊藤忠は2月25日、52%を出資する子会社の伊藤忠食品に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施して完全子会社にすると発表した。

TOBで2つの大手卸が完全子会社に

伊藤忠食品は、全国約4000社のメーカーと取引し、約50万アイテムを全国約1000社の小売業に卸している食品卸大手の一角で、特に酒類に強い。主要顧客はセブン&アイ・ホールディングス傘下のコンビニエンスストアであるセブン-イレブンで、飲食料品の卸売のほか、物流サービスなども提供している。

TOBの買い付け金額は、2月24日の終値に対し約7.6%のプレミアムを乗せた1株1万3000円で、投資総額は784億円に及ぶ。期間は2月26日から4月9日で、このTOBが成立すれば伊藤忠食品は7月にも上場廃止する予定だ。

伊藤忠は、事業セグメントの1つである食料カンパニーの傘下に伊藤忠食品のほか、やはり食品卸最大手でファミリーマートとの取引が主軸の日本アクセスも抱えている。

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【ひそかに進むファミマの事業移管】

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