バルミューダ「The Clock」、光と音で"良い時間"を演出する5万9400円の置き時計が示す非マス志向のものづくり

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The Clockも同様だ。コンパクトボディにはウーファーとツイーターを採用したステレオスピーカーを内蔵しており、音で空間を演出してくれる。実際にいくつかのサウンドを聴いてみたが、これまでのバルミューダ製品と同様に、非常にクリアで臨場感が豊かなサウンドが楽しめた。

タイマーやアラーム、リラックス・タイムなどの設定はアプリから可能。複数アラームの切り替え(本体には1つのみ)や時刻の表示設定、タイムゾーンの切り替えなどもできる。

BALMUDA Connectバルミューダ The Clock
専用アプリ「BALMUDA Connect」と連携することで細かな設定が可能になる(写真:筆者撮影)

所有したいと思わせてくれるアイテム

時計というのは非常に変わったプロダクトだ。ただ、時間を知りたいだけなら、100円ショップでも購入できる。かたや機械式腕時計などの領域では宝飾品や芸術品として扱われる製品も多く、数百万、数千万円という値段が付くこともある。そこには時間を知るだけではない、プロダクトそのものの価値がある。

The Clockが目指したのは、そういうプロダクトではないだろうか。懐中時計から着想したアルミニウム削り出しのボディを採用、テクスチャーブラストやアノダイズ処理を複数回施すことで光沢と上質な質感、深みのある色調を実現している。

製造したのは「Sailing Lantern」の企画で出会った企業だという。上部にはステンレス製のクラウンとボウ(輪の部分)を配置、クラウンを回したり、押したりすることでさまざまな操作が行える。

バルミューダ The Clock
クラウンを回してリラックス・タイムのモードを選んでいるところ。単に時刻を知るだけではなく、光と音で時間を演出してくれる(写真:バルミューダ)

針がないため、アナログ時計には必須の風防(カバーガラス)がないのもデザイン性を高めている要素だ。ノイズの少ないスッキリとしたフォルムを演出している。

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