「ノルマ達成、よくやったね」は二流?新世代の理想の上司「ちゃんみな」にも通ずる"一流の褒め方"

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感情を乗せた言葉にする

無理して大げさな言葉を使う必要はありませんが、無感情で褒めましょうということでもありません。

「褒め」の教科書ともいえる、マネジメントにとって参考になる番組があります。人気グループ「HANA」を生み出したオーディション番組『No No Girls』です。

番組内でプロデューサーのちゃんみなさんが使う、褒めの言語化能力が話題になりました。若いビジネスパーソンから理想の上司といわれているのも納得です。

彼女の言葉は、本書でお伝えしていく「具体性」「未来褒め」「垂直承認」などの褒める技術で満ちていますが、ときどき感情を抑えられずに、叫ぶように褒めることがあります。

「これが実力の暴力です!」と相手の能力にひれ伏したり、「イエエエエエエア!」と言葉にならない感激を表します。理屈を超えて思わず言葉が出てしまった印象があり、相手の心にダイレクトに届くのです。

この本ではロジカルに体系的に褒め方をご紹介していきます。それらを理解したうえで、ときどきこのような感情を乗せた言葉を発すると、本気感が伝わって効果的です。

ポイント……「感謝」「期待」「感情」が褒め言葉を選ぶポイントになる。
「よくできたね」と褒める必要はない。
ただ「ありがとう」と感謝を伝えるだけでいい。
感謝される喜びを知れば、自ら進んで周囲に貢献しようとする人間になる。
――アルフレッド・アドラー(精神科医)

ファッションモデルに「背が高いですね」はナンセンス

どれだけ言い回しが上手でも、「どこを褒めるか」を間違えてしまうと相手の心には響きません。

たとえば、ファッションモデルを「背が高いですね」と褒めても、あまり喜ばれないでしょう。

理由はすでに知っている(人生で何度も言われている)ことだからです。大谷翔平選手に「野球が上手ですね」と言うようなものです。

ビジネスでもプライベートでも、表面的なことではなく深いところ、できれば、相手が気づいてもいなかったことを指摘して称賛していきたいものです。

そのコツを具体例と共にご紹介していきます。

次ページ「相手が喜ぶ褒め方」具体的なコツ5つ
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