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「ノルマ達成、よくやったね」は二流?新世代の理想の上司「ちゃんみな」にも通ずる"一流の褒め方"

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  • 山本 渉 クリエイティブディレクター/コピーライター/作家
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①相手の独自性を褒める

「背が高い」はモデルならあたりまえで、他のモデルさんも同じです。たとえば、「服の魅力を引き立てる独自のポージング」を褒めれば、その人ならではの魅力を褒めることになります。

ビジネスの場でも同様です。

例:「営業目標を達成しただけじゃなくて、その半数が新規開拓だったのが素晴らしい」

結果だけ見れば、他にも目標達成した人はいるかもしれません。でも、差別化できる箇所に着目することで、特別感を与える「褒め」になります。

②結果に至る過程を褒める

結果は他の人と一緒でも、そこまでの努力や工夫にはその人なりの独自性があるものです。そこに目線を向ければ、褒める言葉も特別なものになります。

例:「プロジェクト成功のために、メンバー一人一人を丁寧にフォローしてたのが印象的でした」

結果だけでなく、成果を生み出す努力やプロセスに対する称賛なので、次の成果につながります。それが、この「褒め」のいいところです。

③背景(価値観や考え方)を褒める

行動の裏にある考え方や信念を評価することは、相手の内面に触れる深い褒め方となります。

例:「いつもチーム全体の成功を第一に考えてくれている。その姿勢が素晴らしい」

表面的な結果以上に、そのバックグラウンドとなる本質を褒めることで、「人としての魅力」を評価されたと感じるので、深く心に響きます。

「相手も気がついていない褒め」が信頼につながる

④見落としがちな細かいスキルを褒める「拡大褒め」

細かなポイントの中に相手の価値を見つけると、意外性のある褒め方になります。

自分でも気づいていない能力や、些細な強みに触れられると、「そこまで見てくれたのか」と感じさせ、相手の心に深く届きます。

例:「プレゼンの途中で、重要なポイントの前に一瞬だけ間を空けて話すのが引き込まれました」

こうした見落としがちな細部を、虫眼鏡で拡大して観察するようなフィードバックは、「しっかり見てくれている」と感じるので、信頼関係を深めます。

⑤周りへの影響力を褒める

自分の行動が周囲にどのような影響を与えているか、本人は気がついていない場合が多いものです。

だからこそ、その影響力を指摘することに大きな価値があります。

例:「新人の話し相手になってくれているのが、チーム全体の雰囲気を明るくしています」
例:「いつも一番はじめに質問をしてくれるので、部の意見が活発になって助かってます」

こうしたフィードバックは、相手の自己肯定感を高める「相手も気がついていない褒め」につながります。

さらに、言われた相手は、周囲にもっといい影響を与えようとする好循環が生まれるので、チーム全体が好転していくのです。

ポイント……相手も思いがけないポイントを承認することで、ワンランク上の褒めになる。
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