27年3月期は出荷容量の増加が見込まれるうえ、需給逼迫によるNAND市況高を追い風としてデータセンター向け、スマホ向けともに単価上昇が続き、利益が大きく拡大する見通しだ。
2位に入ったH.U.Gホールディングスは、傘下に富士レジオとSRLを有する臨床検査大手。今26年3月期業績は計画より減額となったが回復基調。来27年3月期は新ラボの稼働率が上がることで検査受託の採算が向上し、CDMO(医薬品の受託開発・製造)も復調して、営業益が続伸する見通しだ。
塩野義製薬は一連のM&Aで業績急拡大
3位に入った塩野義製薬はM&Aで業績が大きく拡大する。来27年3月期は買収した鳥居薬品とJTの医薬事業が通年でフル貢献。さらに田辺ファーマから譲受したALS薬「ラジカヴァ」事業も加わって、大幅な増益が見込まれる。
増益額に着目すると、11位の三菱電機も来期の営業増益幅予想が1700億円と大きい。電力システム事業の快走が続くうえ、FA,自動車機器も好調。費用面では、希望退職費用がなくなり、人件費も減るため、利益が大きく増える見通しだ。
キオクシアと同じ半導体関連のアドバンテスト(29位)も営業増益幅が1150億円と大きい。米エヌビディア向けに強いことで定評ある半導体検査装置メーカーだが、27年3月期もAI関連の需要増を謳歌する格好で、GPU用途の伸びが続く。ロジックテスタの勢いも続いて、最高益を連続更新する見通しだ。
30位の村田製作所は、今26年3月期の営業益は高周波フィルタ製品の減損が響いて小幅減益の見込み。しかし、主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)はAIサーバー向けが活況で、来27年3月期はその搭載数増加が続くうえ、電源モジュールの大型案件も寄与して、利益の急回復が見込まれる。





















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