「上京したい、でも東京怖い…」で狛江に住むことにした19歳少年。40年経った今も「小田急線沿い」に住む"深い理由"

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「きたみふれあい広場」に上がる階段から成城の丘方面を見た風景
「きたみふれあい広場」に上がる階段から成城の丘方面を見た風景(提供:コマツさん)

1回目に狛江を出ていくとき「もう一度ここに住めるといいな」と思ったそうで、その願いは結婚という人生の転機とともにかなったことになる。

狛江駅と喜多見駅を用途に合わせて使い分ける生活

現在、コマツさんは狛江駅と喜多見駅のちょうど中間あたりに住んでいる。両駅をうまく使い分けることで「もう引っ越したくないレベルで便利」な生活を送っているという。

使い分けの基準は明快だ。病院に行くなら喜多見方面。駅前には複数の個人医院が集まるメディカルビルが何棟もあり、内科や眼科、皮ふ科、整形外科などを受診できる。日々の買い物も喜多見方面が多い。業務スーパーやサミットのほか、信濃屋、たぐちフーズといったスーパーがあり、それぞれの安さを比較しながら散歩がてら買い物しているそうだ。

喜多見駅前にあるメディカルビル
喜多見駅前にあるメディカルビル。奥のほうにも別のメディカルビルがある(筆者撮影)

一方、本を買うなら狛江駅だ。かつて駅ビルの中にあった啓文堂書店が、駅前商業施設の改修で一度閉店してしまった。狛江・喜多見から本屋が消えてしまったとショックを受けたが、市民有志の働きかけにより復活。現在は新しい区画で「紀伊國屋書店」として営業している。

「こんなご時世に本屋が復活してくれたんですよ。すごくうれしくて。仕事柄、本屋は欠かせない存在なんです」

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