「上京したい、でも東京怖い…」で狛江に住むことにした19歳少年。40年経った今も「小田急線沿い」に住む"深い理由"

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「家賃相場12万円から13万円前後で同心円的に探すと、京王線なら国領駅や調布駅あたりが候補でした。中央線だと三鷹駅でも厳しく、立川駅や八王子駅まで行かないと同じ価格帯にならなくて。だから住む街の雰囲気が肌に合うかどうかを重視して、妻と2人で候補地をいくつか見て回りました」

「もう一度住みたい」と思っていた狛江へ戻る

ところが、なかなかピンとくる街が見つからない。街歩きを続ける中で、提案したのがかつて住んでいた東京都の狛江だった。

狛江駅の看板
狛江駅の看板(筆者撮影)
狛江駅北口付近
狛江駅北口のすぐそばには広場があり、竹林が広がる(筆者撮影)

「『狛江が好きなんだよね』と言いながら狛江〜喜多見エリアを案内したら、妻がこの辺りの雰囲気を気に入ってくれました。緑と住宅街のバランスがいいって」

筆者が「狛江は高校時代の仲間との思い出がある場所ですしね」と言うと、コマツさんは頷きながらも「実は」と言葉を続けた。

「狛江って、生まれ育った熱海にどことなく似てるんですよ。私が育ったのは熱海の市街地ではなかったので、周りには山と海、あとはみかん畑しかない。

狛江は前を見れば山の代わりに成城の丘、後ろを向けば海の代わり多摩川があります。緑がそれなりに残っていて、畑もある。そんな風景が熱海とかぶって、落ち着くんです」

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