さらさらとかき込めば、出汁の熱で身がほどよく締まり、脂の甘みと旨みがふわりと立ち上がります。ブリより脂は控えめで朝でも食べやすく、千切り昆布のシャキシャキした食感も心地よく、なんともぜいたくな締めの一杯で、大満足で朝食を終えることができました。
高級ホテルのレストランは、眺望もごちそう
筆者が三井ガーデンホテル豊洲プレミアに訪れたのは、3月某日の平日朝9時。程よい混み具合で、店内の1/3ほどの席が埋まっています。
利用客の割合は、外国人、日本人、半々といったところ。人種もさまざまな旅行者たちが、天空のレストランで食事を楽しんでいます。中には近隣の住民と思しきおばさまグループも。慣れた様子で、奥の席でゆっくりと会話を楽しんでいました。
36階のレストランの天井まではめ込まれた大窓からは、一面に東京湾が広がります。正面には晴海大橋、豊洲大橋、その先にはレインボーブリッジ。豆粒のようなサイズの車が橋を行き交います。
眼下に望むのは晴海フラッグ。東京オリンピックの選手村を再活用したエリアで、マンションが林立する、まるでAIが描いたような近未来都市の光景がそこにあります。岸壁には客船が停泊し、景色の全てが美しく、街の全てが新しい。
「バカと煙は高いところが好き」と言いますが、賢くても愚かでも、素晴らしい眺めは誰もが好きなはず。豊洲市場の幸を詰め込んで、ポンポンに膨らんだお腹をさすりながら、コーヒーをグビリと飲み、満ち足りた気持ちで窓の外を眺める朝です。
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