「大学全落ちで迎えた高校の卒業式」紆余曲折経て独学で医学部に逆転合格した彼女が"レール外れて"悟ったこと

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2020年の6月に予備校に通わず独学で勉強をスタートしたりんさん。最初は仕事が休みのときや通勤時間を利用して勉強しはじめたものの、10月に受けた第3回全統記述模試で、合計偏差値が51.9にとどまります。リスクを抑えるために仕事をしながらの勉強でしたが、2021年2月には退職を決めて勉強一本に絞りました。

「働いていた店舗が閉店するタイミングもあって、新しく他の店舗に移るのであれば受験に専念するのもいいかなと思い退職しました。それからは週3~4回夕方に塾でバイトしながら毎日平均6時間程度は勉強していました。1年は独学でできるだけやってみよう、それでもダメだったら2年目以降予備校を考えようと思ってました」

順調に偏差値を上げ医学部に合格

その姿勢は模試の結果にも現れます。2021年度第1回全統記述模試では合計偏差値57、第2回全統記述模試では偏差値58と着実に成績を上げていきました。

「偏差値60に乗れば受けても大丈夫なんじゃないかってテンションでした。第3回の模試は受けるのを忘れていたのですが、大丈夫だと思いいろんな大学に出願しました」

この年は帝京大学、東邦大学、北里大学、女子医科大学、国際医療福祉大学、杏林大学の医学部に出願します。全て合格とはいかなかったものの、2校の1次試験に通り、1校から正規合格をもらうことができたりんさんは、ついに医師になるという目標のスタートラインに立つことができました。

「あまり現実味が沸かなかったです。『これで医師になれるんだな』とぼんやり思いました。ずっと自分の努力を高校生の時から信じてこられなかったので、やればできるんだと思いました」

次ページ現在、私立医学部の4年生
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