高校の成績は、中学時代よりも下がって、下位2〜3割だったそうです。模試の結果でも医学部はずっとE判定ばかりで、数学に至っては偏差値40台から変動しませんでした。
「英語は学年で2位を取ったときもあったんですが、数学の偏差値は上がりませんでした。先生からも進路指導で、『医学部って厳しいの知ってる?』、『理系科目ができる人でも厳しいけどわかってるかな?』と言われていました。結局、現役のときは最後の最後まで自分が医学部に行けると信じていなかったのでいまいち身が入らなくて、覚悟が決まらなかったんです」
大学全落ちで「これから先、一体どうなるんだろう」
この年のセンター試験は結局71%くらいで、国立の医学部を出せず、私立大学の看護系の学部を受けるも、唯一補欠合格だった順天堂大学が繰り上がらなかったために全落ちしました。
この大学の合格がない状態で卒業式を迎えたことが、現在に至るまでで一番大きな人生の挫折であるそうです。
「あまり浪人する人がいない高校だったので、周りの進学が決まって『大学生になるぞ』というときに、自分は進学先が決まらなかったし、高3の1年間を頑張ることができなかった。これから先、一体どうなるんだろうと思いました」
りんさんに浪人を決意した理由を聞くと、「甘い気持ちがあったから」と語ってくれました。
「そもそも高3の1年間は勉強に身が入ってなくて『現役でいけるわけないわ』という感じで、浪人前提でした。でも、医学部を目指し始めて、後に引けなくなったんです。1年あればどうにかなるかもしれない、浪人して勉強に打ち込めば、何かしらの結果が出るんじゃないかと思っていました。やり切った感が欲しかったのもあります」
河合塾に入って浪人を決めたりんさん。医学部クラスに入って勉強を頑張ったものの、それでも模試ではずっとE判定のままでした。
「周りの人がすごかったんです。『なんでこの人現役で落ちたんだろう?』という人がいっぱいいて、『私はこの1年勉強してもやっぱり医学部は無理だ』と思いました」





















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