『GTO』を読んで教師になったフランス人…日本の寺社やとんかつに魅了されるが、「大きなショック」を受けた光景も

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こうしてアニメに親しみ、『GTO』に心動かされたカリムさんは、日本にも興味を持つようになり今まで日本を14回も旅したという。去年の2025年秋は、約2週間日本に滞在して、パリ在住の弟との2人旅を楽しんだ。東京でレンタカーを借り、まずは甲府で2泊。そこから6時間以上かけて四国へ。徳島、高松、高知、松山を周り、その後、岡山、大阪、京都、奈良へ。合計約1700キロメートルのロードトリップだ。

カリムさん
2024年にはマンガクラブの生徒たちを連れて、ポーの姉妹都市の甲府市を訪れたが「それは仕事だったので、バカンスではなかったです。でも生徒たちを連れての日本訪問は大冒険でした」。なぜ泥棒の姿なのかは前半を読んでほしい(筆者撮影)

日本の建築に「神秘的な強さを感じる」

レンタカーの旅にした理由は、「以前四国に行ったときに電車よりも車での移動が便利だと感じたから」。淡路島から四国へ入る高速道路にかかる、鳴門海峡大橋も見たかったもののひとつだ。

ここは漫画『NARUTO』の聖地巡礼地ともなっており、カリムさんは世界三大潮流の「渦潮」を見たかったが、この日は残念ながら拝めなかった。

愛媛県松山市では、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルのひとつになったと言われている道後温泉へ。茶菓子付き1時間半プランの個室を予約し、浴衣を着て温泉にも入った。「独特で色鮮やかな建築が素晴らしく、みんなにおすすめしたい観光地です」とカリムさん。

四国は他の地域に比べると観光客が少なく、地元の人々と気持ち良い交流ができたという。

2015年当時の道後温泉
2015年当時の道後温泉(筆者撮影)
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