廊下の収納や玄関の使っていない靴など、明らかに使われていない場所から始めることで、捨てることへの心理的なハードルが下がっていく。
「本棚を片付けると決めたら、本棚だけやってください。『この本をこっちに置こう』と移動させた瞬間、そっちも片付けようという気になる。だから、ここの本棚をやると決めたら、もう捨てるモノだけひたすら下に投げていってください」
1カ所に集中することが、作業をスムーズに進めるためには大切だ。
続けるためには、しんどくない方法を選ぶ
片付けの途中で心が折れてしまう根本の理由は「しんどいから」だ。
「しんどくない片付け方をしないと、続かないんですよ。体力を残しながら、抜けるところは抜いていかないと、『今日一日疲れた……』って、その日だけで片付けをやめてしまうので」
具体的には、なるべく動かないことだ。
「片付けをしながらあっちこっち行かないことです。テーブルを片付けたら、次は時計回りに場所を決めていくなど、感情を切り離して進めるのも1つの手です。動き回るとしんどくなるし、あっちこっち片付けているとパッと見、たいして変化がないのでやる気をなくします」
実家の片付けで多くの人が困るのが食器だ。今回の現場でも2人暮らしだというのに、食器棚の上段だけで20kg近くもあった。
「高齢の方はそんな重いモノなんかもう持てないでしょう。だから紙袋でちょっとずつ捨てていくんです」




















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