「新幹線で551豚まん」実業家ポストが"炎上商法疑惑"まで発展した理由。新幹線マナー論争が燃え続ける構造とは
この投稿に対しては、「普通にみんな食べている」といった擁護もある一方で、「食べないのが常識」「マナー違反だ」といった批判のほうが多く、炎上に発展。SNSでは論争が広がり、河野太郎元外相も「551って新幹線で食べたらあかんの」と参戦した。
河原氏はその後、東京オフィスのエントランスに「豚まんを投げつけて去った人物」がいると報告し、「SNSで賛否あるのは仕方ない事ですが、ここまでくるとただのいじめ、いや、犯罪です」と、過剰なバッシングを控えるよう呼びかけた。
しかし、これに対しても「自作自演では」「そもそもの車内エピソードも創作では」といった声が絶えない。
なぜ炎上商法と疑われたのか
実際にトラブルが起きたか否かは、当事者のみぞ知ることだ。オフィスへの被害については「警察には通報済み」と書かれているため、追って続報が出ることだろう。そこで今回は、車内トラブルが事実であることを前提に、「なぜ炎上商法と疑われたのか」を考察してみたい。
結論から言えば、新幹線マナーというネタが「インパクトは強いが、裏取りされにくい」という構造を持っているからではないだろうか。車内で起きた出来事を、第三者が検証する術はほぼない。
もし投稿を見た当事者から何か言われても、「よくある話なので、あなたの話ではありません」と返してしまえば回避できる。つまり、注目を集めやすいのに反証もされにくい——。これが「炎上商法向きの題材」として認識されているため、実際にトラブルにあって投稿した人物まで、同じ目で見られてしまうのだ。
加えて言えば、新幹線マナーはもともと"燃えやすい"ジャンルだ。燃えやすい題材を使って注目を集めているように見えると、「狙っているのでは」という疑念を持たれやすくなる。
なかでも燃えやすいのが、“ニオイ”に関するマナーだ。駅弁や駅構内で販売されるグルメの中でも、「西の551蓬莱豚まん」と「東の崎陽軒シウマイ弁当」は、そのおいしそうな匂いゆえに、公共の場での食事をめぐる議論の的になりやすい。




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら