「大きな道路沿いも危ない」「『助けて』は効果ない」 無期懲役囚が明かす"性犯罪者の思考"と《被害から身を守る方法》
日本では、2004年の奈良小1女児誘拐殺人事件をきっかけに、2006年から性犯罪者に対する特別な再犯防止プログラムが導入された。
国の調査では、一定の成果を出しているようだが、すべての受刑者にあてはまるわけではない。
男性は今回が3度目の服役だ。過去2回、再犯防止プログラムを受講したが、出所後に再び面識のない女性を襲った。
「殺害するつもりはありませんでした」と語る。しかし、被害女性に反抗的な態度を取られたことで首を絞め、死に至らしめたという。
刑務所のプログラムを「机上の空論」と疑問視
刑務所でのプログラムは意味がなかったのか──。
男性は、事件を起こしそうになった際の対処法を考えた時間が「一番印象に残っている」と振り返る一方で、こう語った。
「女性のいない刑務所で考えたものですから、机上の空論でしかなく、あまり役には立ちませんでした」
そのうえで、再犯防止に必要な対策について、次のように持論を展開した。
「何度も再犯をしている私からしますと、再犯率の高さを刑務所のせいにするのは間違っていると思います。
刑務所で行われている教育自体には意味があると思いますが、出所後にも月に1度くらいでも再教育やグループミーティングを行ってくれる機関があれば再犯リスクは下げられるのではないでしょうか。
そういった機関が皆無という訳ではありませんが、有料のところや高額のところが多いですね。また、平日の早い時間に行われており、受講するためには仕事を休まなければならず、出所後稼ぎが少ない人はなかなか受けられないというのが現状ですね。
今であれば、リモートでできるようなものがあるかもしれませんが、大げさなものでなく、同じような加害者同士で話し合える場があるだけでも違うのではないかと思います」



















