高級食パンブーム牽引も閉店ラッシュ→気づけばカフェ業界に参入の「銀座に志かわ」…「800円朝食」の"忖度ない感想"

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「どうして今までカフェにしなかったのか」絶好の立地

それもそのはず、築地市場に隣接し、店舗前はインバウンドの観光客が絶えず行き交い、隣も向かいもホテルという、カフェに絶好の立地条件。

「どうして今までカフェにしなかったのか」と思わず感じてしまう、食パンのテイクアウトだけではもったいないロケーションなのです。

2階にも20席ほどのカフェブースあり。高級さを売りにしている食パンチェーンとは思えない?簡素さですが、ある意味これも企業努力なのかも?(画像:筆者撮影)

平日朝10時30分、1階の10人掛けのロングソファに座っているのは6人。その全員が外国人です。その隙間にちんまりと腰掛けて朝食を食べる。まるでこちらが外国に迷い込んだ、エトランゼになったような朝です。

もっとも不満がないわけではありません。2階のカフェスペースは、クッションもない丸椅子と会議室にあるような長机が置いてあるだけ。しかも、丸椅子は富士貿易と思しきもので、これはAmazonで2000円ぐらいで購入できます。

椅子の裏側
裏返してみると、シールはそのままでした(画像:筆者撮影)

もっとも、都心にあるカフェは、大規模チェーンでない限り最近は商売っ気が強いもの。特別豆にこだわっている感じではない店でもコーヒー1杯が600~700円することも珍しくありません。

それを考慮すると、椅子やテーブルにそこまでお金をかけていないのは、むしろ「企業努力の賜物」と言っていいでしょう(実際問題、座り心地が良すぎると、長居してしてしまって、回転率も悪くなりますもんね)。

こだわるところにはこだわり、削るところは削る。一時は閉店ラッシュだった「銀座に志かわ」の、カフェ業態を成功させる強い意志を感じた朝なのでした。

【もっと読む】「注文方法がわかりにくい」「野菜増量を言い出しづらい」とずっと言われていたが…ワタミがテコ入れして改善?サブウェイ「390円朝食」に驚いた訳 では、ワタミに買収された「サブウェイ」を、モーニング愛好家の大木奈ハル子さんが訪問。大きく改善されたサービス面や、クオリティの高いモーニングの魅力を詳細に解説しています。
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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『マツコの知らない世界』『THE TIME,』(ともにTBS系)、「朝メシまで。」(テレビ朝日系)、『旬感LIVEとれたてっ!』(関西テレビ)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

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