「あなたの部屋は本当に安全?」——大地震では家具が凶器に《見落としがちなポイントとよくある7つの誤解》

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(4) 免震マンションだから対策をしなくていい?

免震マンションでは、地震の揺れは軽減されます。しかし、全く揺れなくなるわけではありません。

免震機能の有無別の家具類の転倒状況(世帯別)
免震機能の有無別の家具類の転倒状況(世帯別)(画像:東京消防庁『平成28 年(2016 年)熊本地震に伴う室内被害の実態調査結果~マンション編~』より)

熊本地震の免震機能付きマンションでの室内被害調査(東京消防庁)では、一般マンションに比べて家具類の転倒・落下・移動の発生率は低いものの、それでも約3割の世帯で発生していたことが報告されています。免震であっても対策は必要です。

「つっぱり棒」はもう一度点検を

(5)つっぱり棒(ポール式)を1家具1本で使っている

ポール式の転倒防止器具は、2本セットで使用することを前提としています。家具の前方への転倒を防ぐため、正面から見て家具の奥側に設置することが説明書に記載されています。奥側で支えることで、家具が前に倒れるのを抑える仕組みです。

そのため、説明書と異なる設置方法では十分な効果が得られない可能性があります。

また東京消防庁では、

・ストッパー式や粘着マット式と併用すると効果が高い

・天井には下からの突き上げに耐える強度が必要

・強度が不足する場合は当て板などで補強する

としています。

さらに、

・奥行きの浅い家具

・天井との間隔が大きい家具

・長周期地震動の影響を受けるマンション

には、適さない場合があることにも注意が必要です。

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