「あなたの部屋は本当に安全?」——大地震では家具が凶器に《見落としがちなポイントとよくある7つの誤解》

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まずは、この東京消防庁の情報を一度確認してみてください。

もし、ほかの防災情報で「これがよい」と紹介されているものがあった場合は、この内容と比べてみることをおすすめします。

その方法が

・実験データに基づいているか(振動台実験などの再現性のある実験で検証されているか)
・論文などの根拠が示されているか

を確認したうえで、自宅で実施するかどうかを判断すると安心です。

また、「大きな地震を経験したことがなく、揺れをイメージできない」という方には、東京消防庁が公開している B-VR(室内編) の動画がおすすめです。

【首都直下地震】防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」~自宅編~
東京消防庁では、首都直下地震等で起こりうる危険を疑似体験できるVR映像を公開している(画像:YouTube『【首都直下地震】防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」~自宅編~』より)

360°VR動画なので、スマートフォンを動かすと視点を変えることができ、地震のときに室内で何が起きるのかをリアルに体験できます。ただし、この動画は首都直下地震(震度6強)を想定した揺れで作られており、海溝型地震のような長い揺れとは少し異なります。

マンションなどで影響が大きい長周期地震動については、気象庁の解説動画もあわせて確認しておくと理解が深まります(気象庁「長周期地震動説明ビデオ」)。

家具対策の「よくある誤解」

室内の地震対策について、「東京消防庁の細かな解説を読むのはちょっと面倒だな」と感じる方もいるかもしれません。

ただ、講演や相談の中で、せっかく対策をしたのに方法が間違っていたという事例を、これまでに何度も耳にしてきました。

そして困るのが、対策は実施したあとに直す方がずっと手間がかかるということです。

家具を動かしたり、固定をやり直したりと、思った以上に手間がかかります。だからこそ、実施する前の今の段階で、少しだけ情報に注意しておくことが大切なのです。

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