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アメリカは「戦争の目的を探し中」ーー出口戦略なきイラン攻撃が招く大量難民とテロの悲劇

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――イラン側はかなり弱体化しているとみられながらも、周辺国への攻撃を強めています。イランに勝算はあるのでしょうか、というより、これはイランにとって最後の賭けなのでしょうか。

これはイランにとって間違いなく生存をかけた戦いだ。だからこそ、ここ数年良好な関係を築いてきた近隣諸国に対しても攻撃を仕掛けている。イランはもはや失うものが何もないという感覚を強めており、自らの存在が危機に瀕すれば地域全体を火の海にする覚悟があることを示している。

今年1月には自国での反政府デモの参加者を数千人殺害しており、権力を維持するためにどれだけ多くの人を殺すこともいとわないことを示した。そして今、世界に対しても、体制を存続させるためには手段を選ばないことを示している。

それがイランの戦略だ。だからこそ、成功のハードルはアメリカのそれよりもはるかに低い。イランにとって生き残ること自体が勝利だからだ。

イラン侵攻はアフガンやイラクより難しい

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