「桜蔭→慶応医学部→モルガン・スタンレー証券」のエリート妻に1浪明治で学歴コンプだった夫が劣等感を抱かないワケ

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志望校は「1年専念すれば何でもできる」と思ったために京都大学文学部に設定したものの、「序盤から数学の授業全然わからなかった」ことで志望校の変更を検討します。

「現役のときに受けなかった筑波大学の人文・文化学群を考えたのですが、結局どこに行きたいのかが自分でもわからなくなって、北大などを見に行ったりして、一度は全部の大学を考えました。結局受けようと思ったのは東京外国語大学の言語文化学部英語専攻でした」

目標を設定して1年間、朝から晩まで毎日10時間以上の勉強を続けたトマトさん。その甲斐あって、秋になると成績がだんだん伸び始めてきました。

「基礎を全部やり終えた、夏休み終えたあたりくらいに学力の伸びを実感するようになって、どこかは受かるだろうなと思い始めました。外大も模試ではC判定、早稲田もBくらいまではきました」

この年のセンター試験は5教科7科目で8割程度を確保し、センター試験利用入試で出願した明治大学の文学部・商学部、立教大学の文学部、東洋大学の文学部、全てに合格。

早稲田への密かな憧れもあったトマトさんは、この結果を受けて東京外大の外国語学部と早稲田大学の文学部・文化構想学部・教育学部・国際教養学部、学習院大学文学部に出願しました。

しかし、学習院大学は受かったものの、東京外国語大学と早稲田大学は全て落ちてしまい、1浪で明治大学への進学を決めました。

東京外大と早稲田は落ち、1浪で明治大学に進学

こうして1浪で明治大学に進学を決めたトマトさん。文学部に行きたかったものの、商学部に合格したことを周囲から褒められ、将来を考えて商学部に進学することを決めました。トマトさんに浪人して良かったことを聞くと、「勉強の仕方を学べたこと」、頑張れた理由を聞くと、「頑張るしかなかったから」と答えてくれました。

「基礎からやり直すことと反復することの大切さを18歳までわからなかったので、何もわからずにたまたま進学していたら、自分で勉強ができない人間になっていたなと思います。

最近は社会科の教養を学び直したり、資格試験の勉強をしたりしようとも思っているのですが、資格試験もセンターの勉強と同じだなって思うんです。浪人してなかったらできなかったことがたくさんあるので、学力面で浪人して良かったと思うことはとてもあります」

明治大2年生の頃(写真:トマトさん提供)
明治大2年生の頃(写真:トマトさん提供)
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