――今回はWBCの日本での放映権をNetflixが独占契約しました。地上波放送で試合を見ることができなくなりました。
「市場原理そのものだということになりますが、ユニバーサルに視聴できないのは、問題がないとは言えません。ただ、最近になってプライスダウンをして(初月820円→498円)、特に中高年の女性の方などが『ちょっと契約してみようか』と言い始めている印象ですね。話を聞いてみると、やはり『大谷君の姿を見たい』ということで、WBC、大谷翔平選手はキラーコンテンツの中のキラーコンテンツなのだなと思います。Netflixはそれをよくわかっているので、一時的にプライスダウンしてでも契約件数を伸ばしたいという意向を感じます」
――Netflixが放映するということも含めて、今回のWBCにはどんなことを期待していますか?
「日本では野球人口の減少が危機的だと言われて十年以上が経っていますが、具体的に改善策があったかというと、そうではなかった。『大谷人気』や『大リーグ人気』に依存していた部分が大きかったのですが、今回の侍ジャパンは、これまで以上に充実したチームになっていますし、各国のレベルも上がっています。各国のトップ選手同士の試合を見て、野球ってこんなにすごいんだ、いろんな可能性があるんだな、ということを1人でも多くの視聴者に知っていただきたい。野球ファンでない方も、ぜひ試合を見ていただきたいと思います」
84歳の伝説のスポーツアナウンサーを起用
2月27日、Netflixは解説者、ゲスト、実況アナウンサーの第2弾を発表した。
AKI猪瀬、伊東勤、川﨑宗則、齊藤明雄、高橋由伸、多村仁志、中嶋聡、中田翔、中村武志、森繁和、薮田安彦、吉井理人
原辰徳、松坂大輔、ラーズ・ヌートバー
伊藤大海(日本テレビ)、大前一樹、大町怜央(日本テレビ)、加藤暁、熊谷龍一、島村俊治(元NHK)、節丸祐一、谷口廣明、平松修造(日本テレビ)、福田太郎、町田浩徳(日本テレビ)、山本健太(日本テレビ)、吉本靖
前回大会のヒーローの1人だったヌートバーの名前が目を引く。
また、前回大会まで5大会連続でBS放送でWBCの試合中継を担当してきたJ SPORTSの放送ユニットが大部分、そのまま起用されている。
中でも、現在84歳の島村俊治氏は、伝説のスポーツアナウンサーと言ってよい。NHKの実況アナとして数々の感動のスポーツシーンを伝えてきた。1992年バルセロナオリンピックで、14歳の岩崎恭子の200m平泳ぎ金メダルを実況したことで知られる。岩崎が発した「今まで生きてきた中で一番幸せ」は流行語になった。




















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