米国防総省として初の自爆型ドローン部隊「タスクフォース・スコーピオン」、イラン攻撃への投入を準備
中央軍は、低コスト無人戦闘攻撃システム(LUCAS)のドローン価格が、1機当たり約3万5000ドル(約540万円)だと見積もっている。アリゾナ州に本拠を置くスペクトルワークスが製造しており、自爆攻撃や偵察任務、海上攻撃などに投入できる。「航続距離が長く、自律運用するよう設計されている」と中央軍は声明で説明している。
ロシア・イランが開発では先行
このドローン部隊が今後の軍事行動に投入されれば、初めての実戦参加となる可能性がある。また、無人航空機の活用拡大を求めるヘグセス国防長官の方針を裏付けることにもなり得る。
一方で、米国はこの分野でロシアやイランに後れを取っているのも確かだ。数年にわたって先行してきた両国の後を追い、米軍の自爆型ドローンは、イランの無人機「シャヘド136」をリバースエンジニアリング(既存製品を解析して設計を再現する手法)して開発されたものだという事実がそれを示している。
米軍が準備を進めるLUCASのドローンは、40ポンド(約18キログラム)の搭載能力を持つが、イランの堅固な標的に対しては使用できない。それでも、ハドソン研究所のアナリストで元米海軍戦略計画担当のブライアン・クラーク氏によると、この戦力はイラン国内のミサイル生産施設や道路網、ミサイル発射拠点といった比較的防御の弱い分散目標を攻撃する有効な手段となり得る。
「この種の標的を破壊するには広範囲に分散した多数の攻撃が必要で、安価なドローンはそれを実行するのに適している」とクラーク氏は述べた。「イランにはもはや十分な防空網がないため、多くを撃墜できない可能性がある」とも語った。
著者:Anthony Capaccio
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