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無印・ユニクロ・ダイソーに似すぎて大炎上した中国「MINISO」。《いまや世界8000店!》脱日本化宣言後の意外すぎる現在地

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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プロフィール欄に「私たちは日本で生まれ、世界展開しています」と記載されたバハマのMINISOインスタアカウント、米国の店舗に掲示された「FROM JAPAN」、海外フランチャイズ契約の式典に設置された日本国旗……。

もしかしたら海外店舗のスタッフたちは本気で日本ブランドだと思っていたのかもしれないが、炎上は収まる気配がなく、ついには中国共産党系機関紙がMINISOを「ロゴや商品、すべてが日系の風格を帯びている。ユニクロ、無印良品を連想させる」と批判するに至った。

MINISOは日本企業を装っていた事実を認めて謝罪し、ユニクロ風のロゴや、「メイソウ」ブランドなど「日本風」を排除し、「脱日本化」に取り組むと宣言した。

店舗の立地もアップデートされていた

コロナ禍が明け、各国の店舗を訪れると、ロゴからカタカナで書かれた「メイソウ」の文字がなくなり、「日本風」の面影は消え去っていた。

店頭にはサンリオやディズニー、ハリー・ポッターなど見慣れたキャラクターが並んでいる。海賊版かと思う人もいるかもしれないが、正式なライセンスを受けたものだ。

メキシコシティのMINISOでは『ONE PIECE』のぬいぐるみやグッズが並んでいた(写真:筆者撮影)
エクアドル・キトのMINISO。サンリオやディズニー製品が並んでいる(写真:筆者撮影)

店舗の立地もアップデートしていた。2023年にニューヨークのタイムズスクエアに出店したことを知り「あのメイソウが」と驚嘆したが、世界一周で訪れた都市でもランドマーク級の商業施設、高速鉄道駅、空港など、「顔」とも呼べる場所に堂々と鎮座していた。

モロッコ・タンジェの鉄道駅にあったMINISO(写真:筆者撮影)
インドではニューデリー空港に出店していた(写真:筆者撮影)
ジョージア・トビリシのMINISO(写真:筆者撮影)

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【「MUMUSO」や「YOYOSO」??】

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