戦争そのものが急に増えたわけではないのに…ここ数年「戦争が増えた」と感じる日本人の"錯覚"
それだけでなく、その直前の12月6日には日本列島周辺で活動中の中国の空母『遼寧』を監視していた航空自衛隊のF-15戦闘機が空母から飛び上がった戦闘機にレーダー照射を受けています。
ミサイルなどの照準をするための火器管制レーダーの照射は、「模擬攻撃」という言葉があるように、攻撃されたと誤認した側が反撃することで戦争にエスカレートする危険性のある行為です。
中国が台湾に軍事侵攻した場合、日本は自動的に影響を受けます。台湾で戦闘が始まれば、中国軍は日本にある米軍基地を攻撃する可能性が高いと考えられているからです。
沖縄県の嘉手納基地(空軍)、神奈川県の横須賀基地(海軍)、山口県の岩国基地(海兵隊の航空基地)。これらは全て、アメリカが台湾防衛に使う重要な拠点です。中国から見れば、これらの基地を使えなくすることが、戦争に勝つための条件になります。
つまり、日本が直接中国と戦争をするつもりがなくても、日本国内の米軍基地が攻撃される可能性があるのです。
「朝鮮半島」での紛争と「尖閣諸島」をめぐる対立
2つ目のシナリオは、朝鮮半島での紛争です。北朝鮮と韓国の間で戦争が起きた場合、やはり在日米軍基地が使われることになります。朝鮮戦争(1950~1953年)のときも、日本は後方支援の拠点として重要な役割を果たしました。現代でも同じことが起こる可能性があります。
さらに、北朝鮮は日本国内の米軍基地や重要施設を攻撃すると公言しています。実際に、北朝鮮は日本のほぼ全域を射程に収める弾道ミサイルを多数保有しています。
3つ目は、尖閣諸島をめぐる紛争です。沖縄県に属する尖閣諸島は、中国が自国の領土だと主張しています。もし中国がこの島々を実力で占拠しようとすれば、日本は自衛権を行使して対応することになります。
尖閣諸島そのものは小さな無人島ですが、ここでの衝突は日中間の全面的な軍事対立に発展する危険性があります。
では、実際に戦争が起きたら、私たちの生活はどうなるのでしょうか。まず、ミサイル攻撃の可能性があります。現代の戦争では、航空機が飛んでくる前に、ミサイルが飛んできます。北朝鮮から発射された弾道ミサイルは、わずか10分程度で日本に到達します。





















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